法人設立について:山内扶美子司法書事務所


 

京都府綾部市から上京し、明治学院大学法学部法律学科に入学。吹奏楽部ですっかり大学生活を楽しみ3年が経ち最終学年の頃。単位もほとんどとり終え、休み時間がたっぷりあるので、法律関係のアルバイトをしようと決意して受けた司法書士事務所の面接。目の前には、とび切りの笑顔に大きな声、まさに包容力と実行力のありそうな若くて元気のある司法書士。事務所の移転をしたところでこれからバリバリと勢いのある新鮮な事務所の雰囲気。初めての就職、初めての仕事。電話を受けるのもお茶を出すのも、何をするにも楽しかった。昼間は法務局を歩き回り、帰ってきたら書類の作成を任された山を崩していくのには、疲れどこか楽しみがいっぱい。一日も早く一人前になりたかった。司法書・登記・法務局、いままでまったく知らなかった単語が飛び交うなかで。22歳の女の子にとっては、とても刺激的は日々でした。夜10時11時までの残業も、「早く帰れ」と気をつかわれるのにふてくされながらも、仕事がやりたかった。それから5年間、無我夢中に朝に夕に夜に、事務所の人たちと一緒に仕事三昧。一日ごとに、自分の職業として現実化した、人生を決める人と仕事との出会いでした。


 

2月退職・7月受験・9月結婚・11月合格。昭和62年は記念すべき一年になりました。翌年63年の独立開業を決意させたのは、娘がお腹にいることがわかったことから。司法書士を生涯の業とするためには産まれる前に独立しておこう。なんとも大胆な決意。平成元年2月3200gの長女出産。3月からは事務所の机が、ベビーベット。


 

自由が丘で独立開業。バブルも絶頂期で、銀行・不動産屋・あいさつするたびにお腹がふくら姿に、おそらく相手は開業したばかりで?と感じていたことでしょうけれど、仕事は順調に始められた。開業5年目。毎日、住所と名前と金額を書き換えればできあがる仕事。このままでいいのだろうか。誰でもできる仕事は私でなくてもいいのではないか。これではせっかく学んだ知識もなくてもすごせてしまう。28歳。まだまだ知識や経験をつむ必要があるはず。これから10年は修行の時間としよう。と一念発起。地元で築いた基盤はすべて、補助者で当時合格したばかりの子に一切をひきついでもらい、千代田区の大きな法律事務所に席を置かせてもらった。この法律事務所で、知識・行動・意識が法律を担う職業を肌で感じて味わうことができた。つねに頭はフル回転。お客様のこと、相手のこと。どうすれば解決するか、基本的な考え方を一緒の受信する方法を得られた。5年後、お世話になった弁護士の独立に伴い、移転。企業の集まる千代田区で、数多くの企業との出会い、M&A、合併組織変更数多くの経験を得た。弁護士・公認会計士・税理士等の専門家は、皆行動的で高度な知識人ばかり。この東京のど真ん中でたくさんの宝物を得られた時間と場所でした。


 

「○○とはこうあるべき。」克己心の強さからか、自らに与える課題は毎年重くなる。仕事・家庭の充実なしに、他人に役立つ仕事ができるはずかない。「平成15年。今年中に新築をして最高の環境を手に入れること」が自らへの課題。生涯の役立つ職業をするためには、基盤は強固なものでなければならない。自らの毎日が充実し、活性化していないと、よりよいサービスは与えられない。独立15年目。またの節目は、平成15年にやってきた。「年内新築・転居」という目標に向かってつきすすんた一年。方々に迷惑をかけながらも、世田谷区北沢の住宅地に移転。どこに事務所を構えようが、やっぱり山内扶美子司法書士事務所でないと。といわれる事務所たれ。なによりこの移転が、さらなる発展への原点となるかもしれない、と確かな手ごたえを感じています


 

仕事の結果を計る客観的な物差しがわかりません。「ありがとうございました。」の言葉に含まれた暖かさを感じたとき、至極の喜びと、次への活力が湧き上がります。まず、自分自身が納得するようにわかりやすく、丁寧に説明する。自分よがりで、専門用語をならべた説明で人が納得するわけがない。納得しなければ、感激して、お礼の言葉が得られるわけがない、というのが業務に対するポリシーです。けっして大げさではなく、感動を呼び起こすくらい心配りを常に心がけています。

 

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